疑う力を身につけるためには
疑う力を身に着けて何になるのか。
結論は、
情報の取捨選択が出来る
と考える。
私は中学、高校ではニュースにある情報はそのまま受け取っていた。
でも、それは間違いだと、正しい情報を受け取ることや読書によって気が付いた。
疑う力を身につけるために私がしていることは、
「情報に対して仮説を持つ」
こと
例えば、
「〇〇炎上!」
という見出しがあったとする。
最近はこのようなあからさまな見出しは減ったと感じるが、
「〇〇が〇〇をしたので炎上か」
というすこし匂わせたような見出しは見受けられる。
私はここで
「本当は炎上していないんじゃないのか」
という仮説立てる。
真逆じゃないかと思うが、この方法はよく使われる。
例えば、
統計の分野では「帰無仮説」と呼ばれていて、あらかじめ否定されるために立てる仮説だ。
なぜこのような仮説を立てるのかというと、私は「炎上」というものをあまり大事だとは考えていないからだ。
上記のような記事があったら、「また一部の人が騒いでいるだけだろう」と考えるようにしている。
仮説を立てることで、情報を受け取る際にそれがストッパーとなっていて、鵜呑みにすることを防ぐことが出来る。
だからって、全部に仮説を立てるのは難しい。
そんな中、仮説を立てやすいのが、「ミステリー小説」だ。
ミステリーでは登場人物の行動や感情、周りの情景の変化などが描かれているので、
「この人はこういう行動をしているので、犯人ではないのかもしれない」
といったような仮説が立てやすい。
ぜひ、ミステリー小説を読む際、以上のことに注目して読んでほしい。
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